2019年 02月 24日
マンションにも自然素材を
築30年以上経っているマンションの1Kの部屋は、床はカーペットタイル、
壁・天井はビニールクロス、ミニキッチンと3点ユニットバスが設置され、
玄関ドアから先はドアはなく1室空間となっていました。
長年物置となっていた部屋でしたが、設計事務所として使うに当たり、
マンションにも自然素材を取り入れるというテーマでリノベーションしました。

壁・天井はビニールクロスを剥して和紙クロスへ
壁沿いには杉の巾はぎ板をカウンター材として収納棚を設置
ミニキッチンは杉の巾はぎ板をカウンター材とし、他の部分はシナ合板で収納棚も含めて
大工さんにつくってもらいました。
玄関を入ったところで引き戸を設け、筒抜け状態を改善しました。
大工さんにつくってもらいました。
玄関を入ったところで引き戸を設け、筒抜け状態を改善しました。
照明も天井付け蛍光灯をダクトレールを設置し、スポットライトで壁を照らしたり、
ペンダントライトでテーブルを照らしたり、使い方に合わせて変えることができるようにしました。
サッシは1枚板ガラスですが、共用部分で交換できないため、ハニカムブラインドを設置し
断熱性を上げました。内窓を設置する方法もありますが、なるべく場所を取りたくなかったので
ブラインドとしました。このブランド設置だけでも、夏の暑さも冬の寒さも大分防ぐことができています。
ペンダントライトでテーブルを照らしたり、使い方に合わせて変えることができるようにしました。
サッシは1枚板ガラスですが、共用部分で交換できないため、ハニカムブラインドを設置し
断熱性を上げました。内窓を設置する方法もありますが、なるべく場所を取りたくなかったので
ブラインドとしました。このブランド設置だけでも、夏の暑さも冬の寒さも大分防ぐことができています。
現在、丸5年が経過し、窓付近の床や窓枠はいい感じの色合いへと変化しつつあります。
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by irm-iezukurinokai
| 2019-02-24 17:04
| mokki設計室
2018年 08月 21日
2階をSOHOに、1階は畳から低めの椅子座へ・・・。
古い木造家屋に住む娘さんと高齢のお母さまのためのリノベーションです。
耐震改修は区の助成金を利用し、使える屋根や外壁、窓は部分補修と塗替えで予算を抑えつつ、今の暮らしに合わせ間取りは大幅に造り直しています。お母さまが暮らす1階はLDKと寝室、水廻りが引き戸で繋がり回遊できるバリアフリーな空間に、2階の和室4部屋は娘さんのSOHOと寝室、トイレに全て改修。
高性能断熱材とインナーサッシ、改善した通風で温熱環境を整え、床や手摺、建具の引手など肌の触れる部分は木の無垢材を使い、手加工で製作や取付を行いました。さらにLDKには食べて寛げる低めの多用途テーブルを製作、少ない物(家具)で立ち居も楽な「低めの椅子座スタイル」に暮らし方も見直しています。
工事費は新築の半分ほど、余力を残しながら日々の暮らしを一新させました。

▲要所の連窓と玄関戸は造り替えた、外構と植栽を整え暮らしに潤いも。

▲1階はLDKと寝室、水廻りが引戸で繋がるバリアフリーな空間に。

▲寒かった水廻りの断熱と通風も改善、木の無垢材で身も心も和らぐ。

戸建 / 木造2階建て / 娘+80代の母
敷地面積90㎡ / 延床面積101.35㎡
設計監理 / 赤沼修設計事務所
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by irm-iezukurinokai
| 2018-08-21 18:04
| 赤沼修設計事務所
2018年 08月 09日
墨田の家
下町の木造密集地に昭和26年に建てられたお宅。
延床面積70.34㎡ 二世帯(5人家族)クライアントからの要望は
・地震と火災に強い建物にして欲しい。
・外壁は正面部分を除いてトタン張り。断熱もしておらず寒く、暖房費がかかる。
・隣りの家と近く、陽当たりが悪く、家の中が暗い。
・足の悪いクライアントの寝室を1階に確保すること、将来の車椅子利用も考える。
・狭いのでなるべく広く使いたい。
□耐震評点 0.43→1.43(補強後)
□簡易準耐火仕様(墨田区助成対象)



▲ちょっと荒れていた庭を物干を設置し、デッキへ。ベンチでおやつ。







一級建築士事務所伊澤計画/伊澤淳子
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by irm-iezukurinokai
| 2018-08-09 23:39
| 伊澤計画
2018年 08月 06日
古材再利用_そらかふぇ
(有)RABBITSON一級建築士事務所:倉島和弥
そらかふぇは、「あついぞ!熊谷」の熊谷スポーツ文化公園の東道路向かいにある。公園周辺は田んぼと少しの住宅地。長閑な場所だ。そして夏は暑い。
公園内には、特別養護老人ホームと保育園が有る。保育園は心身障害児童が保護者と通い集団生活への適合の訓練をすると同時に、保護者にもその訓練方法を習得してもらう施設になっている。
オーナーはそういった施設で仕事をし、定年を迎えた女性だ。
お話があったのは、もう5年以上前になる。
心身障害児童を持つ保護者が、気兼ねなく子供や他の保護者と過ごせる場所があったいいのにと考えていた。
車で来ることが出来、施設からも遠くない場所を探していた。
土地が決まる前からプランを提案し、いろいろな夢や運営方法をお話ししながら、数年が過ぎた。やっと特別養護老人ホームの前の土地を貸してもいいと言う話が浮上し、話は一気に進んだ。
13坪強の小さなかわいい小屋だ。少し閉鎖的にした。中に入ると明るく伸びやかなイメージ。
内外とも木に触れられるようにした。
触感は大事!
オーナー宅に古い蔵が有ったが、大雨でくずれてしまった。雨漏りを直していなかったのだ。そこで、急遽、古い梁や柱を「かふぇ」の内部に使うことにした。少しスケールアウトだが、天井とドア脇に使用した。
施設の子供たちや保護者だけでなく一般客も歓迎だが、ここが暖かく人を包む・繋ぐ「かふぇ」になってくれればと思う。
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by irm-iezukurinokai
| 2018-08-06 13:08
| RABBITSON一級建築士事務所:倉島
2018年 08月 06日
メヒコHouse:Mexico House
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by irm-iezukurinokai
| 2018-08-06 12:30
| RABBITSON一級建築士事務所:倉島